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【迷走神経反射で悩まれている方に伝えたい!】迷走神経反射でも無事に出産出来たお話

迷走神経反射を起こしやすく悩まれている方、また、迷走神経反射を起こしやすい体質で自分は無事に出産出来るか不安に思っている方に伝えたいと思い、この記事を書こうと思いました。

今日も迷走神経反射で悩まれている方のためにお役に立てたら幸いです。

 

 

 

  • 初めての自覚症状

 

初めて症状を自覚したのは小学生の時でした。

合唱の練習中にお腹が痛くなり、トイレに行きたかったのですが子どものあるあるの「トイレに行ってきても良いですか?」の一言が先生に言えず、我慢をしていました。

段々とお腹が痛くなってきてしまったのですが、それでもそのたった一言が言えず我慢をし続けました😅

すると目の前がどんどん暗くなり、目が回り始め、気が付いたら床に倒れていました。

 

 

今思い出すと自分では笑い話なのですが、周りから見ればいきなり私が倒れたのでみんなビックリでした😅

床に顔面から倒れたので(笑)顔に擦り傷を作ったのはもちろんなのですが、頭を打ったのでその後病院へ行き、頭のレントゲンを撮りました。

レントゲンは特に異常はなく、病院の先生には「貧血でしょう」と言われ、自分でも納得し何事もなくその時は終わりました。

 

 

  • その後出始めた自覚症状

 

 

その後も数年に渡って同じような症状に悩まされ続けました。

症状は以下の通りです。

 

  • ケガをした際、自分の傷口を見ると気分が悪くなる。→目の前が暗くなり、目が回る。
  • 病院でアレルギー検査のため、採血をした際、数分後に目が回り立っていられなくなった。
  • 職場のミーティング中、トイレに行きたくなったが言い出せない状況で我慢をしていたら冷や汗をかき始め、目の前が真っ暗になった。
  • 友人と出かけた際、トイレに行った直後にまたトイレに行きたくなったが友人に言い出せず、我慢をしていたら目の前が暗くなり、目が回った。
  • 足を捻ってしまい(自分ではねん挫だと思っていた)、病院へ行きレントゲンを撮ったところ、先生に「骨折」と言われ足の痛み&自分の中では初めての大怪我で気分が悪くなり、目が回り始めベッドに横にならなければ耐えられなくなった。

 

数々の症状があり、一体この症状はなんなのかと不思議に思いつつ、どんな時に症状が起こるのか自覚はしていたので幸いにも倒れこんでケガをするようなことはありませんでした。

そんなある日、ふと自分の症状がとても気になり始め、ネットで調べてみたところまさに自分の症状と当てはまるものが見つかったのです。

それは

 

「迷走神経反射(めいそうしんけいはんしゃ)」

 

 

迷走神経反射とは

さまざまな生理的反応を引き起こす内臓反射の一つ。

精神的ストレス、過度な疼痛、排泄、腹部内臓疾患などによる刺激が、迷走神経の求心枝(末梢から中枢にシグナルを伝達する神経)を介し、脳幹部の血管運動中枢を刺激することで、反射的に遠心枝(中枢から末梢にシグナルを伝達する神経)から末梢の内臓等に伝達されて起こる。

過度の心拍抑制により徐脈となったり、急激な血管拡張により血圧低下となったりすることがある。一時的な全脳虚血となるため、ふらつきを自覚したり、失神したりすることもある。

 

以前、日テレの「世界仰天ニュース」でも「迷走神経反射」は取り上げられていました。

トイレで失神!原因はまさかのアレ!|ザ!世界仰天ニュース|日本テレビ (ntv.co.jp)

 

厚生労働省のホームページにはコロナワクチンの接種後の失神の原因として迷走神経反射が挙げられています。

接種後の「失神」や、その原因ともいわれる「血管迷走神経反射」とは何ですか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

自分の症状を自覚出来たので少し安心出来るようになりました。

 

 

  • 自分なりの対処法

 

症状を防ぐことはなかなか難しいのでどんなことに気を付けるかが大事です。

私が気を付けていること❕
  1. トイレの我慢は極力しない。
  2. 少しでも気分が悪くなり、目の前が暗くなったらとにかくしゃがむ。横になれれば一番良いが、出来ないときはしゃがみ込み、姿勢を低くし、倒れてケガに繋がらないようにする。
  3. 健康診断や病院で採血をする際は事前に採血で気分が悪くなることを看護師さんに伝え、ベッドに横になりながら採血をしてもらい、採血の様子は一切目視しない。採血後は5~10分くらい横になったまま休ませてもらう。休んだ後はゆっくり立ち上がり、その場で足踏みをして歩き出しても問題ないか確認してから動くようにする。

 

上記の行動を心がけることで問題なく生活できるようになりました😊

 

それでもやはり心配だったのは自分は問題なく出産が出来るのだろうか?ということです。

 

 

  • 妊娠後の迷走神経反射

 

 

妊娠後に迷走神経反射の症状が初めて出たのは、妊娠がきっかけで酷い便秘に悩まされた時でした。

ある時、病院で診察を待っていると急にお腹が痛くなり、トイレに行ったのですが便秘が酷すぎてトイレから出られなくなりました💦

この間に自分の診察の番がきて、名前が呼ばれていたらどうしよう?そんなことを考えていたら冷や汗が止まらなくなり、段々と目の前が暗くなると同時に気分が悪くなりました。

やっとの思いでトイレから出て、病院のスタッフに気分が悪いことを伝え、ベッドで休ませて頂けました。

 

その後は特に問題なくマタニティライフを過ごしたのですが、やはり心配なのは「出産」!

出産は大量に出血しますし、痛みもあります・・・。

それで気を失ってしまったらどうしよう?

自分が気を失ってしまったら出産はどうなってしまうのか・・・そんな心配ばかりでした😅

少しでも自分の不安を取り除きたかったので、妊婦検診の際、助産師さんに迷走神経反射が起こりやすい体質であることを伝えました。

すると、どんな時に症状が起こるのか詳しく聞かれ、私のカルテに記載していただけました。

また、もし気を失ってしまったら帝王切開になってしまうのか?とお聞きしたところ、それが理由ですぐに帝王切開とはならないので大丈夫ですと言われました😅

また、お産の際に出血が私の視界に入らないよう、最大限の努力をして頂けるとのことで安心しました!

 

妊娠後期になるとバースプランというものを病院に提出します。

バースプランとは、どのような出産をしたいのか、自分なりの出産計画です。

希望する出産について産院と相談するために用いられます。

そこにもやはり迷走神経反射が心配であることを記載し、提出しました!

 

 

  • 迎えた出産

 

 

陣痛の痛みはとても辛かったですが、陣痛の痛みで迷走神経反射を起こすということはありませんでした!

LDR室でしたので移動もなく、ずっと同じベッドの上にいることが出来たので負担も少なかったです。

(LDR(えるでぃーあーる)室とは、陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、回復(Recovery)の頭文字をとったもので、陣痛室・分娩室・回復室が一体となった個室のことです。)

点滴の際もお産の際も出血が見えないよう助産師さんたちが工夫してくださり、迷走神経反射は一切起こさずに無事に出産出来ました!

病院の方々に感謝の気持ちでいっぱいです(´;ω;`)

 

 

  • 最後に・・・

 

 

今、迷走神経反射で悩まれている方は自分がどんな時に症状が起きるのかをよく把握しておくのかが大事です!

また、妊娠されていて出産が不安な方は事前に助産師さんにしっかり伝えておきましょう!

バースプランにもしっかり書いておくことをオススメします!

 

 

 

 

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